(うつのみや本店と、柿木畠の町名由来を刻んだ碑)
六枚町にあるビジネスホテルを9時前に出、途中、金沢職人大学・市民芸術村を見学し、武家屋敷を抜け、汗ずくになって、10時20分、うつのみや書店柿木畠本店に到着した。
金沢職人大学については、「金沢寄り道出張」として、下記のブログに掲げております。興味のある方は、そちらもご覧ください。
http://manpokei1948.jugem.jp/?eid=174うつのみや本店に到着したとき、棚卸しの真っ最中だった。横手の通用口からはいると、作業衣にタオルを首に巻いた、人の良さそうな笑顔が迎えてくれた。店長だ。汗まみれの僕を見て「暑かったでしょう」と、事務室へ案内してくれた。金澤職人大学へ寄った話や、電子図書の話題でしばらく話した後、いよいよUTAブックの話に。今回は、iPad持参で、本の表紙や他店での陳列模様を写真で紹介した。店長は、他店での陳列写真を興味深げに眺めていたが、全点は難しいということで、「意識の流れ 増補改訂版」3冊、「第二の人生」「あなた、このまま死んで……」「お母さん、ごめんなさい」「続・意識の流れ」「意識の転回」「母親のぬくもり」「時を超えて伝えたいこと」各1冊、計8点が置いてもらえることとなった。
◇うつのみや 柿木畠本店 〒920-8722 金沢市広坂1−1−30
TEL 076-234-8111
営業時間 10:00〜20:00 定休日なし
※ところで「柿木畠」という地名だが、本店店舗を出たところに小さな石碑が立っており、ここにその由来が彫り込まれていた。
曰く「このあたりは寛永8年・12年の火災の教訓から、この一帯を火除け地とするため、柿の木を植えたことが町名の由来です。そして、戦後旧町名が消えていたのですが、2003年10月1日に柿木畠の町名が復活しました」ということです。金沢では旧町名の復活を進めているそうですが、「柿木畠」は5例目の復活地名になるそうです。
この後、12時29分金沢発、小松行きの列車で名峰へ向かうが、少し時間があるので、金澤中央公園にある「四高記念文化交流館」を覗いてみた。その話はいずれブログで紹介するが、まずは次の営業書店「ブックスなかだ」のある小松へと向かう。
最寄り駅の「名峰」には12時58分に到着。駅には、すでに車に乗せてもらうのをお願いしていたUTAブックの読者の方が待機してくれており、懐かしそうに手を振って迎えてくれた。
車の中で、ブックスなかださんの話を聞く。小松には、もう一軒「ブックスなかだ」があるという。そこは、昔「王様の本」という書店があったところ。かんぽう時代は、この「王様の本」で、UTAブックを取り扱ってもらっていたのだが、同店が廃業し、それに伴い「ブックスなかだ小松店」で扱ってもらうようになっていた。ところが、その「王様の本」跡地に、「
ブックスなかだ大領店」が出来たという。
客足も結構良いという。「行ってみるかい」「ぜひお願いします」ということで、小松店の後、大領店へも行くことになった。
(BOOKSなかだ小松店)
まずは、ブックスなかだ 小松店
挨拶を済ませ、「棚を見せてください」と現場へ向かう。きっちりUTAブックのシリーズがが並べられている。なかに、かんぽう時代の「愛と死の真実」(旧表紙)が、新表紙分と一緒に並んでいたので、古い分は返品していただくようにお願いし、これからもよろしくと店を出た。
◇ブックスなかだ小松店 〒923-0034 小松市長田町ロ150-2
TEL0761-23-3957
営業時間 10:00〜22:00
基本的に無休
次いで、同じブックスなかだ小松大領店に向かうが、生憎、今日と明日は店長の公休日になっており、決定権を持つ人間がいない。レジボックスに入っていた店員の方に、来店の事情を話し、関西に帰ってから電話で相談させてほしい旨を伝え、店を出る。小松店に比べ、店舗面積は少し小さい目だが、客の姿が多く活気がある。なんとか小松店ともども置いてもらえるようにしたいところだ。
(BOOKSなかだ小松店の棚 大事に扱ってもらえているのが感じられてうれしい)
小松での営業は、これで終了し金沢へ戻る。
金沢へ戻るなり、今日、車に乗せていただいた方から電話が入り、車の中へカメラを忘れてきたことが判明した。お世話になった上に余計な心配までさせてしまい、重ね重ね申し訳ありません。
ところで、金沢の駅には百番街という駅構内のショッピングセンターがあるが、うつのみや書店さんは、ここにも店を出している。金沢の中心部には、うつのみや本店に置いてもらえるようになった。同じように金沢駅構内にも置いてもらえないかと、うつのみや金沢駅店を訪ねる。しかし店長が公休日とあって、決定は先延ばしとなった。
「ブックスなかだ小松大領店」と「うつのみや金沢駅店」の結果はいずれ話が決まり次第紹介させていただきますが、今日のところは、「うつのみや柿木畠本店」と「ブックスなかだ小松店」が、UTAブックの取扱店になって」いただいたという報告でお開きとさせていただきます。