昨夜、セミナー資料の欠落分について、UTA会員の方にお願いしたところ、たくさんの方からご連絡をいただき、なかでも今までの「資料」をすべてファイリングされている方がおられ、一挙に解決することになりました。
本当にありがとうございました。
今頃、なぜ、こんなことを言うかといいますと、「UTAの輪」の発足について、今、役員の間でもいろいろと準備中の期間でもあり、役員の端っこに名前を連ねる関係で、様々な会合にも出席します。その中身については、ここで話せることではありませんが、そんな流れの中で、あらためて「UTAブック」の役割について考える時間をいただいています。
自分なりに整理していくと、「UTAブック」には大きく二つの役割があるように思われます。
一つは外に向けての情報発信――つまり出版ということです。最近、出版活動が停止しておりますが、電子図書の登場で、従来の出版物につきましても、出版流通市場...に「この学びの足跡」を残す作業が着実に進んでいます。また12月には、単行本として「ふるさと」の出版も決定しており、この出版にあわせ、出版社「シルクふぁみりぃ」としてではなく、出版社「UTAブック」として再出発の準備も進んでおります。
次の役割がUTAの学びを進める人たちに向けて、情報(教材)を発信する役割です。「UTAの輪」が、セミナーの運営、また、それにともなう具体的な情報の発信をおこなう機関だとすると、「UTAブック」は、セミナーのビデオ(映像情報)を含め、学ぶ人たちの参考となる資料を冊子(文字情報)にまとめ制作し提供していく役割があると思います。
同時に、そうして作られた映像、文字情報を「ライブラリー」として保存し、それを学びに集う人たちが利用できるようにする。これもまた大きな役割だと考えています。
そう考えていくと、これら役割を消化できる新体制を整備していく必要がありますが、それも着々と進んでおりますので、発表できる段階になりましたら、このサイトで紹介させていただきます。
(桐生敏明/記)