1月28日(木)から2月3日(水)まで、牧村市太郎さんに同行をお願いしロサンゼルスへ行ってまいります。牧村さんのご尽力で、トーレンスの図書館やガーデナの図書館等との面談の約束がとれ、日本からの本の寄贈の件で、アメリカの図書館事情を聞いてくるというのが表面上の大きな目的です。
そのあいまを見て、ロス近郊にお住まいの方々と、なつかしいトーレンスのホリデイ・イン(現在は、ダブル・ツリー・イン・ヒルトンと名前が変わっています)で、わずか一時間ではありますが、大阪の塩川香世さんの自宅とトーレンスとをスカイプでつないで瞑想会の時間を持つ予定です。
当初、勢い込んで、アメリカ行きを計画したものの、時期が近づくにつれ、心が萎えていくのを感じます。僕には常日頃、心に思い描くビジョンがあります。ロスとニュージャージーに、市民レベルの小さなライブラリー兼交流センターを運営し、日本に興味のある方は、そこへ行けば日本の本と出会える、日本の文化と出会える、何もしなくても、そこへ行けばなぜか落ち着く、何かホッとする、そんな空間を運営し、関心のある人とは、心や意識の世界について...も語り合える、そんな場所をアメリカに作りたい、そんな大それたビジョンです。何をどう動いていいかも分からない状態ですが、トーレンスやガーデナの図書館の館長や司書の方が面談に応じてくれたので、では出かけてみようかという、あまりにも無鉄砲、あまりにも無計画。一人や二人が動いて何ができるのか、考えれば考えるほど、心がしぼんでいくのを感じます。
でも、田池先生が最初にロスへ旅立つというとき、一緒に心斎橋から本町あたりまで先生と歩いたことを思い出しました。旅行鞄を購入するお供をして歩いた、ただそれだけのことなのですが、瞑想していると、必ずその光景が思い出されるのです。そして、「何も心配せんでええ、ロスへ行くだけでええんや」。そんな思いまで伝わってきます。
どうこうしたいという思いをいったんは捨て、まずは臆せずアメリカへ行ってくることにします。どうも田池先生や、アマテラスの意識も同行してもらえそうです。
「一人じゃないよ、みんな一緒だよ」、そんな思いも響いてきて、下腹から胸のあたりにかけてカーッと熱くなり、言葉にできない思いが溢れ出しそうな感じです。
自分の勝手な思い込みかも知れませんが、自分から出てきた思いです。信じて動いていこうと思います。(敏明)