昨日、「ともに瞑想会」の復活第一回が無事終了しました。
お手伝いをさせていただいて、通信面、音響面でうまくいったこと、いかなかったことがあります。
1月13日の第2回目では、メイン会場(セミナーホール100名)とサブ会場(音楽室50名)をつないで実施する予定ですが、これがうまくいくかどうか、実は今回、志摩ホールとつないでテストさせていただきました。これがうまくいくようであれば、サブ会場を近畿以外の会場に置くことも可能なわけです。西と東をつないで「ともに瞑想会」が開ければとの思いを込めて、ひそかにテストさせていただきましたが、まだ改善の余地はあるものの、これはおおむね大成功でした。
この「ともに瞑想会」のサブ会場を大阪以外に置くことについては、主催者の塩川さんの内諾も得ており、諸条件が完備した時点でゴーできるようになると思います。
次に一番心配した音漏れの件です。セミナーホールの防音は簡易防音になっており、集まった100名の方が一斉に瞑想したときの音漏れがどの程度のものか、何度かテストはしたものの、実際、不安でした。しかし、今回、実際に100名の方が瞑想している音を、耳のいい人に廊下で聞いてもらったのですが、かすかに聞こえるか聞こえない程度、僕の遠くなった耳ではまったく聞えないという状況でした。一安心です。
その反面、会場内では音が結構反響します。人間の耳は指向性が働くのでわかりにくいのですが、人の足音や小さな物音が大きく響き、生録音すると、それらのノイズを大きく拾ってしまい、いつもの録音方式ではノイズが多く非常に聞きずらいものになっていました。幸いZOOMを使ってテスト通信していましたので、この音と動画を短縮編集して、ホームページにアップするとともに、メンバーズページ(あずけーる)に格納しております。これによって雰囲気だけでもつかんでいただければと思います。
次回は、この反省を踏まえ、塩川香世さんのピンマイクから直接録音できるよう工夫してみようと思います。
以上、機材関係のことばかり触れましたが、
会場設営にあたっては、たくさんの方々にお手伝いいただき、本当にお礼の言葉もありません。みんなでつくるセミナー、そんな中に関わらせていただき、主催の塩川香世さんをはじめ、一緒に手伝っていただいた若い方々、表には出なくても陰でご支援いただいた年配の方々にお礼を申し上げるとともに、こんな仲間の人たちと濃縮された時間と空間を共有できたことが何よりうれしかったです。それにお母さんと一緒に瞑想したり、そばに座っている子供たちの姿にも「次の世代、次の次の世代がはぐくまれている」、そんなことを感じ大いに励まされた次第です。
第2回が、1月13日とすぐそこに迫っていますが、いろいろと実験、改善を施し、東西をつないでの「ともに瞑想会」が実現できるよう模索してまいります。(桐生敏明)